『俺の家の話』最終回の伏線回収まとめ(ネタバレ含)解説で知るクドカンの仕掛け

『俺の家の話』の最終回で怒涛の伏線回収に、脚本家の宮藤官九郎(クドカン)さんの仕掛けに驚きと感動が止まらないため、まとめることにしました!

『俺の家の話』の最終回でのまさかの展開と伏線回収に、心が追いつけないでいますし、余韻とロスにポーッとしていますので、そんな持っていきようのない気持ちをぶつけるつもりで、伏線をまとめていきます。

この記事では、私自身が最終回を見ていて気づいた伏線回収を中心に、ツイッターで他の方が見つけた伏線の解説も一緒にまとめていきます。ネタバレも含まれますのでご注意くださいね。

『俺の家の話』の最終回が話題になっているので最終回だけ見ればいい!という思いでこの記事を読んでいるのなら、絶対に1話から見ることをおすすめします!!最終回の感動と余韻と伏線に心を鷲づかみにされるのは、それまでの1話からの流れがあるからこそ!!だからです。

 

それでは、『俺の家の話』の最終回の伏線回収をまとめを見ていきましょう♪解説を知れば知るほどクドカンの仕掛けに感動しますよ♪

伏線回収①寿一が命を落とした理由と実在のプロレスラー

寿一(長瀬智也)は、2021年12月31日に行われたプロレスの試合がきっかけで命を落とします。

この結末が実在のプロレスラーとリンクしているため、『俺の家の話』1話で、寿一がプロレスの試合で命を落とすことの伏線になっていたのだと思われます。

寿三郎(西田敏行)と寿一の共通言語はプロレスでした。

幼い頃に父親の膝の上に座ってテレビ観戦したことがきっかけで、17歳で家を出てプロレスの世界に入った寿一。

この時に観た試合が「ブロディvsアントニオ猪木戦」です。

ブロディに憧れて自分の名前もブリザード寿(リングアナウンサーがBruiser寿一をブリザード寿と読んだためブルーザー寿にはならなかった)にしているほど。

寿一の対戦相手であり、寿一の命を奪う原因となったのが、ホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセJr.です。

このホセ・カルロス・ゴンザレス・サンホセJr.ですが、実在のプロレスラー「ホセ・ゴンザレス」からきているのではないかと思われます。

実在のホセは、試合の口論の末、ブロディの命を奪っています(ニュースになっています)。

そして、『俺の家の話』では対戦相手ホセが、ブロディに憧れる寿一(スーパー世阿弥マシン)の命を奪っています。

さらに、実在のブロディは享年42歳寿一は享年42歳です。ちなみに長瀬智也さんご本人も42歳。

さらにさらに、ブリザード寿(寿一)が海外遠征で手にしたプエルトリコチャンピョンですが、このプエルトリコという土地にも意味があって、実在のブロディがホセから命を奪われたのがプエルトリコのスタジアムだったんです。

『俺の家の話』9話で長州さんが「ホセには愛がない」とつぶやくシーンがありました。これもまた最終回への伏線だったのだと思います。

伏線回収②世阿弥の「離見の見」

『俺の家の話』9話では世阿弥の「離見の見」という考え方が登場しましたが、寿一が家族や自分の人生を客観的に見ていること(見ている位置にいること)への伏線だったのではないかと感じます。

9話では、寿一をもう一人の寿一が見ている様子が視覚的に表現されましたが、10話を見た後に改めて見ると、伏線に見えてきます。

9話の段階では「離見の見」を、ひとりよがりにならないように客観的な目線を自分の中に持って演じるように…という世阿弥の教えとして登場していますが、耳に残るほどセリフに多用されていましたよね。

伏線回収③「これが俺の家の話だ」の決まり文句

『俺の家の話』では、毎話必ず「これが俺の家の話だ」と寿一の決まり文句がありました。

なんとなく客観的なニュアンスで、違和感を感じていた視聴者も多かったようです。

寿一が他界していることを知った後に聞くと、そっか…と納得しますよね。

伏線回収④寿一のナレーション

1話からずっと寿一がナレーションをしていましたが、回想していることへの伏線だったのではないかと思います。

ドラマでナレーションが入るのは珍しかったので、最初は耳慣れなかったのですが、客観的な立ち位置から物事を語らせることで、寿一が今生きていないことへの伏線だったのだと思います。

朝ドラでも、他界したおばあちゃんがナレーションをして主人公を励ましたりしてますもんね。

過去作品からの伏線も!クドカン×長瀬智也の代表作の共演者は何役だった?

最終回での伏線回収が話題になっていますが、2000年『池袋ウエストゲートパーク』(略して「I.W.G.P」)や2005年『タイガー&ドラゴン』など、長瀬智也さんが主演を務めクドカン脚本の作品からの伏線(リンク)もあったことに気づきましたか?

阿部サダヲ(I.W.G.P)

『俺の家の話』6話に阿部サダヲさんが、「潤沢」メンバー・たんかっし役で登場しました。

『I.W.G.P』で阿部サダヲさんは、マコト(長瀬智也)の家の近所にある警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務の巡査役でした。

池津祥子(I.W.G.P)

『俺の家の話』6話に池津祥子さんが、寿三郎がかつて愛した女の1人、元芸者の豆千代(現在はスナックのママ)役で登場しました。

『I.W.G.P』で池津祥子さんは、カラーギャング集団「G-Boys」のギャングことタカシ(窪塚洋介)の彼女ジェシー役でした。

佐藤隆太(I.W.G.P)

『俺の家の話』8話に佐藤隆太さんが、スポーツ整形外科医役で登場しました。

寿一が所属するさんたまプロレス行きつけのスポーツ整形外科医です。

『I.W.G.P』で佐藤隆太さんは、マコト(長瀬智也)の相棒マサ役でした。

矢沢心(I.W.G.P)

『俺の家の話』8話に矢沢心さんが、寿一に大きく関わる看護師役で登場しました。

『I.W.G.P』で矢沢心さんは、マコト(長瀬智也)の母が住む果物屋「真島フルーツ」の向かい側にある夜の店の女の子千秋役でした。

塚本高史(タイガー&ドラゴン)

『俺の家の話』9話と10話回想シーンに塚本高史さんが、三代目葬儀屋の鬼塚役で登場しました。

『タイガー&ドラゴン』では、山崎虎児(長瀬智也)の舎弟・中谷銀次郎役でした。

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現在作成中ですので、更新をお待ちください。