祝儀の連名はOK?それともNG?
いつも悩んでしまう祝儀を連名にする際のルールを学んで、正しいマナーを身につけましょう。
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祝儀の連名の場合、祝儀袋の書き方は?
贈る人の人数や立場によって、祝儀袋の表書きの書き方は違います。
基本のマナーを覚えましょう。
3人の連名
祝儀袋への連名は最大3人くらいまでにするのが好ましいです。
3人までの連名は、右から左へ格上や年長者の順に並べます。
同格の場合は五十音順にします。
中心に最も格上もしくは年長者の名前を書くのが昔から伝わるマナーです。
(出典:ww.best-manner.com)
最近では、下の写真のように、対象になるようにバランスよく配置する書き方も一般的になっています。
(出典:ww.best-manner.com)
4人以上の連名
グループ名がなければ、代表者の名前を中央に書き、左にやや小さく「外一同」とします。
部署名やグループ名があればグループ名が中心にくるように書きます。「○○部一同」「○○課一同」「○○部有志一同」「友人一同」「家族一同」などです。
メンバーの名前を書いたリストを中に入れます(半紙や奉書紙に毛筆で書くのが正式ですが、便箋にペン書きの略式でもOKです)。
メンバーリストは、必ず目上の人の名前を右から順に書きます。
(出典:http://nb1949.co.jp)
祝儀の連名〜夫婦連名〜
夫婦連名の場合は、中央に夫の名前をフルネームで書き、妻は苗字は書かずに下の名前だけを書きます。
文字の大きさは、夫も妻も同じ大きさです。
(出典:ww.best-manner.com)
祝儀の連名〜親子連名〜
子どもがまだ小さいうちは祝儀は親の名前だけで出します。
目安としては、小学生のうちは子どもの名前は書かないことが多いようです。
もちろん、親子連名で書いても問題ありません。
また、世帯が別の子どもや、社会人になって自分のお給料で祝儀を出す場合は、祝儀袋は別にします。
祝儀の連名〜親子連名〜親子+子ども1人
親子連名にする時は、まず親の名前を中央に、子どもの名前を親の名前の左に書きます。
子どもは苗字は書かずに下の名前だけを書きます。
文字の大きさは、親も子どもも同じ大きさです。
(出典:http://trend-news-today.com)
祝儀の連名〜親子連名〜親子+子ども2人以上
親と子どもが2人以上の場合は、中央に夫の名前をフルネームで書き、左側に少し小さく「他家族一同」と書きます。
(出典:http://trend-news-today.com)
祝儀の連名〜会社名入の連名〜
会社名を入れ、複数の方が連名で祝儀を贈る場合です。
まず代表者の名前をフルネームで中央に書きます。
そして、その左側に「外一同」と書きます。
「外一同」の文字は、代表者の名前よりも少し小さめに書きます。
代表者の名前の右側に少し小さめの文字で会社名を書きます。
株式会社は(株)などと省略してもOKです。
中にメンバーリストを入れることを忘れないで下さいね。
おわりに
大切なお祝いのごとですので、正しいマナーを身につけて、心からのお祝いの気持ちを相手に届けてくださいね。