国民食として定番化しているカレーライスですが、ホテルやレストランでは、カレールーとライスが別々に提供されることがあると思います。
カレーライスのルーが別になってる時の、カレーライスの食べ方のマナーは大丈夫ですか?
お好きな内容からどうぞ
カレーライスのルーとライスが別の時の食べ方のマナー
カレーライスのルーとライスが別の時の正しい食べ方のマナーは、 手前から少しずつからめて食べることです。
カレーのルーはどかっと1度でかけずに、少しずつかけていくのがマナーです。
家庭のカレーライスのように、ルーを全部かけてから食べたくなりますが、それはマナー的にNGなのでご注意を。
カレーライスのルーが別の容器に入っているのはどうして?
ところで、カレーライスのルーが別の容器に入っているのはどうしてなのでしょうか?
別の器にルーを入れるようになった理由は、「料理がきれいに見えるから」や「カレーが水分を吸ってしまうのを避けるため」など諸説あるようです。
中村屋では、ご飯にカレーのルーがしみないように、ご飯とルーを別々に出したそうです。
中村屋のカレーライスは、本場のインドカレーで、サラリとしたルーが特徴です。
一方、家庭で食べられているようなカレーライス(欧風カレーと呼ばれます)は、小麦粉を使っており、とろみがあるためルーがしみないので、ライスとルーが同じ皿に盛られています。
カレーのルーが入っている、あの銀色の容器って何?
カレーのルーが入っている、銀色の容器が何かを知っていますか?
魔法のランプにも似ているけど・・・。
カレーのルーが入っている、銀色の容器の名前は「カレーポット」「カレーソースポット」といいます。
カレーポットを使うのはイギリス風スタイルです。
元々はソースボートまたはグレービーボートと呼ばれるもので、いろいろなソースや、ローストビーフのグレービーソース用として使われています。
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カレーポットとはいいますが、元々イギリスでいろいろな料理に使っていたポットをカレーのルーを入れるために使うようになったんです。
カレーライスとライスカレーは違うものなの?
カレーのルーとライスが別々のタイプが、カレーライス。
ライスの上にカレーがかけてあるタイプが、ライスカレーと考えている人も多いようですが、違いがハッキリしていません。
日本にカレーライスが伝わった時、最初に呼ばれていたのは「らいすかれえ」でした。
ライスカレーの名付け親は、札幌農学校の創設者クラーク博士という説もありますが、彼が来日する以前、1874年(明治6年)には陸軍の食堂のメニューに「ライスカレー」が登場していますから、クラーク博士ということは違うようです。
幕末に日本にやってきたイギリス人から「curry」を教わった日本人が、必ずご飯といっしょに食べるのだからと「ライス」をくっつけたという説をハウス食品株式会社では唱えています。(ハウス食品ホームページ「ライスカレーとカレーライス」より)
明治の終わりころの陸軍のカレーの作り方には「カレーライス(カレー汁掛飯)」と、料理の本に「ビーフカレーライス」と書かれています。
中村屋が昭和2年(1927年)にカリ・ライスを売り出しました。
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↑中村屋のカレーは、レトルトでも本格的なスパイスの香りがして、筆者は大好きです♪
いつか本店で食べてみたいな〜って思ってます。
おわりに
いかがでしたか?
マナーも大切ですが、おいしく食べるのが1番!!ですよね。
これからもカレーライスLIFEを楽しんでくださいね。
・・・あぁ!カレーライスについて書いているうちに、食べたくなってしまいました!!