懐石料理を食べていると、 ご飯にうなぎが出てきました。
土用丑の日に、うなぎを食べそびれていた、さくらこは「やったね!」と早々にうなぎご飯を食べ始めましたが、同席していた男性は、うなぎご飯に全く手をつけません。
男性に理由を聞いてみると「わたしは、丑(うし)年生まれだから、子どもの頃からうなぎを食べてはいけないんです!」とのこと。
どうやら、丑(うし)年生まれの人と、寅(とら)年生まれの人は、うなぎを食べてはいけないらしいんです!!!
そこで今回は、丑年・寅年の人が、なぜうなぎを食べてはいけないのか?について調べてみます。
お好きな内容からどうぞ
丑年と寅年はうなぎを食べてはいけない干支だった!
うなぎを生涯食べてはいけない干支があるだなんて知っていましたか?
さくらこはうなぎが大好きだから、食べてはいけない人がいるなんて悲しすぎる!と思ってしまいます。
で、うなぎを食べてはいけない干支というのが、丑年生まれの人と寅年生まれの人です。
丑年の人と寅年の人は、どうしてうなぎを食べてはいけないのでしょうか?
それは、守護本尊(しゅごほんぞん)と干支の関係が理由なのだそうです。
丑年・寅年がうなぎを食べてはいけないのは守護本尊と干支の関係が理由!
丑年と寅年の人がうなぎを食べてはいけない理由は、干支の守護本尊(しゅごほんぞん)に関係があるそうです。
実は干支には、「守護本尊」とよばれる、干支ごとに決まった仏様がいます。
つまり、自分の干支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)によって守ってくれる仏様が決まっているんです。
ピンチになった時に守護本尊の真言を唱えたり、守護本尊に縁のある物を持ち続けたりすると、守護本尊が喜んでお力を授けてくださるといわれています。
丑年・寅年の守護本尊「虚空蔵菩薩」様とは?
守護本尊は、生まれてから死ぬまで一生を守り続けてくれる仏様ということが分かりましたが、では、丑年の人と寅年の人の守護本尊は、どの仏様なのでしょうか?
丑年の人の守護本尊は「虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)」様
寅年の人の守護本尊は「虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)」様です。
そう!丑年と寅年の守護本尊は同じ仏様なんです。
虚空蔵菩薩様は、知恵と福徳の仏様です。
虚空蔵菩薩様の最大のご利益は知恵を授けてくださること。虚空蔵菩薩様を本尊として加持祈祷を行うと、超人的な記憶力を授かるとされています。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/虚空蔵菩薩)
丑年・寅年の守護本尊である虚空蔵菩薩様とうなぎの関係とは?
丑年と寅年の守護本尊である虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)様とうなぎの関係は何なのでしょうか?
どうして、うなぎを食べてはいけないのでしょうか?
それは、うなぎが虚空蔵菩薩様の「使い」だからです。
仏様の使いと聞くと、お稲荷さんのキツネを思い浮かべるかもしれませんが、仏様によって使いの動物も決まっており、虚空蔵菩薩様の使いは「うなぎ」なのです。
時代によっては、「使い」とされている動物の殺生を禁じたり、「使い」の動物を法律で守ることもありました。
仏様の使いは、仏様の意思を代行して現世と接触すると考えられています。また、時には仏様そのものと考えられることもあります。
だから、うなぎは丑年の人と寅年の人の守護仏様だともいえるのです。
(出典:https://kids.yahoo.co.jp/event/mag/unagi/)
うなぎを食べてOK?丑年?寅年?生まれから干支を確認!
あなたの干支は何ですか?丑年ですか?寅年ですか?
もしかすると、うなぎを食べてはいけない干支かもしれません!
生まれた西暦・和暦から、あなたの干支を確認できるように一覧表を作成しましたので、改めて確認してくださいね。
<生まれた西暦・和暦から干支を確認!干支一覧表>
おわりに
丑年と寅年の人が、うなぎを食べてはいけない理由が、守護本尊に関係しているというのには驚きました。
守護本尊を信じるか信じないか、
使いであるうなぎを食べるか食べないかは、ご本人の選択するところですが、
さくらこは、昔からの言い伝えや縁起、迷信も信じているので、
さくらこが丑年or寅年だったとしたら、どんなにうなぎが好きでも、
今日以降は、もう、うなぎを食べないと思います。