芸人の明石家さんまさんが、4月28日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演の際、TOKIOに応援メッセージを送ったとの報道を見ました。
芸能界の第一線で活躍されている明石家さんまさんは、今回の事件をどのように受け止め、どのようなことを感じ、どのような形でTOKIOに応援メッセージを送ったのでしょうか。
報道番組やニュースサイトでは、明石家さんまさんの語りの一部しか知ることができませんでした。
それなので、ラジオを聴き、4月28日放送のTOKIOに関する語りの全文をまとめました。
お好きな内容からどうぞ
明石家さんまが山口達也の件から改めて酒の恐ろしさをラジオで語る!全文掲載
明石家さんまさんがメインパーソナリティーを務めるラジオ「ヤングタウン土曜日」の、4月28日放送のラジオは、TOKIOの山口達也さんに関する話題からスタートしました。
(出典 http://www.1242.com/lf/articles/47092/?cat=entertainment)
明石家さんまさんは、
さぁ、今日もヤングタウンはじまってね。
こぶしファクトリーやから。
18歳…セーフ、18歳セーフ
と、山口達也さんの事件を連想させるジョークから番組をスタート。
事件をジョークにするのは、さくらこは個人的には好きじゃないです。
ただ、明石家さんまさんの立場上、山口達也さんの件について触れないわけにいかず、自身のキャラクターを固持しながら事件について話すとなると、ジョークという方法をとらざるを得なかったのではないかと思います。
明石家さんまさんらしい形で、山口達也さんの名前を出さすに、ナチュラルに事件の話題へと入っていき、お酒の話題へと話が展開します。
酒は(18歳じゃなくて)ハタチからか。
セーフなのは飯窪(レギュラーのこぶしファクトリー飯窪春菜さん)だけやねんな。
そういうことになるわな。ままま、芸能界もいろいろあるから。
なんで、なんで、なんでということもね、あって。
お酒の力でね、まま、俺の周りにもお酒で失敗した人はいっぱいいるんですけども。
ま、俺はね、酒はそんなに飲めないから助かってるけれども。
明石家さんまさんは、これまでの芸能界人生を振り返り、自身の周りの芸能人でお酒がらみで失敗をした人間がいっぱいいることを思い出していました。
話しぶりからして、明石家さんまさんの頭には、具体的な芸能人の顔が浮かんでいるようでした。
そして、明石家さんまさん自身、お酒の恐怖を感じているという胸中を話しました。
明石家さんまさんは、ご自身の芸能界での高いポジションを考えた時、お酒の恐ろしさを、人一倍感じずにはいられないようです。
まぁな、やっぱり、俺なんか、暴れるとか、泣くとか、笑うとか、いろんな上戸(じょうご)はあんねんけど、それまでいけないから助かってるよね。
俺なんかこう見えて、
やっぱ、こういう人間ですから
人以上にストレスは高いと思うから。たぶんね、たぶん、たぶん、予想ですよ。想像。
それまで俺は行きついてないから、お酒で。
「コラー!」とかいうようなことに、なったことないんで。
ストレス溜まる商売やんか、1番。
俺のポジションもね。
お前ら(こぶしファクトリー)経験ないやろうけど。
俺のポジションは、いっち番、
芸能界でストレスがいっちばん溜まるポジションに、
こう40年ぐらいいるやから、そうなると酒飲んだら、やっぱ怖いよね。
ほんま、酔い潰れたら。
なんか、人をボロクソ言いてしまったり。
だから、な、飯窪なんか、モー娘。もボロクソに言いてしまったり。
ショージ(ラジオのレギュラー村上ショージさんのこと)のこともボロクソ言いてしまったり。っていうこともあるからな。
だから、酒は人生狂わすというのが、ね、あるんで。
気をつけていただきたいのとな。
明石家さんまさんは、お酒にさほど強いわけではないそうです。
だから、立場上ストレスが溜まりやすい状況ではあっても、お酒で失敗するほど酔いつぶれることはないとのことでした。
ご自身は、お酒での失敗はないようですが、「お酒は人生を狂わす」と実感のこもった声で話していました。
お酒によって人生が狂ってしまった人たちを相当な数、近くで見てきた明石家さんまさんの、重たい言葉でした。
明石家さんまが山口達也の復帰望む/TOKIOを応援したラジオの全文
明石家さんまさんは、ラジオがスタートしてから16分ほど経った頃、初めてTOKIOの山口達也さんの名前を出して、応援のメッセージを伝えました。
山口くんはね、罪を受け止めて、これから頑張って復帰してもらわんとね。
ええ奴やからね。
えー…酒がいけなかったけども、本当にがんばってほしい。
仲間がどんどんこうなると、えーー??とかいうかんじになるねんけど。
去年はドラマの方で(小出恵介さんの一件で、明石家さんまさんのドラマが撮り直しになったそうです)。
明石家さんまさんは、山口達也さんの事件は、お酒のせいだとしながらも、罪をしっかりと受け止めるよう伝えました。
そして、罪を受け止めたのち、頑張って復帰してほしいと応援の言葉を述べました。
山口達也さんへの応援の気持ちを伝えた後、
TOKIOについても「山口達也さんのいない穴を埋めてほしい」と心のこもった応援をしていました。
今回は、まぁ、TOKIOなんかは仲良くて。
昔は「からくり(TBS系「さんまのSUPERからくりTV」)」のレギュラーに出演してくれてたぐらいなんですよ。
で、「鉄腕ダッシュ(日テレ「ザ!鉄腕!DASH!!」)」を事務所が気使って、「からくり」さんでお世話になったからって、1年レギュラーを抑えてくれてるんですよ。
裏番組だったんで、「鉄腕ダッシュ」が。
それぐらいね、昔戦ってきたメンバーたちやから。
本当に頑張って…他のメンバーもね、山口のいない穴を埋めてほしいな。
明石家さんまさんの「昔戦ってきたメンバーたちだから」という表現がありましたが、それは、明石家さんまさんがTOKIOを、一緒に芸能界を戦ってきた仲間だと思っている表れだと、さくらこは感じました。
明石家さんまは城島茂が特に心配/TOKIO応援したラジオの全文
明石家さんまさんは、ラジオの中で、TOKIO城島茂さんが心配だとも話していました。
ラジオ番組が1時間ほど過ぎた頃に、番組コーナーの中で、同郷や出身校が同じ芸能人に親近感を感じるという話題になりました。
すると、明石家さんまさんは城島茂さんと同じ高校の出身だということを明かし、だからこそ、TOKIOの中でも特に城島茂さんのことが心配だと話していました。
田舎の学校とか、な。同じ高校や言うだけで、親近感わくし。
俺はやっぱり、TOKIOの城島、大丈夫かとか、
やっぱ奈良出身で、同じ高校やねん。あいつ。
後輩になんねん。だから1番真っ先に、やっぱり、山口くんのことも、城島に連絡とったげようかなとか、思ってしまう。
でも、俺がごちゃごちゃ口出すとな、またややこしくなるんで、ぐっと抑えてんねんけどな、今は。
変な行動取らんようにしてんねんけどもね。
明石家さんまさんは、城島茂さんが心配だけれども、口出しをすることで余計に話がごちゃごちゃになることを懸念して、今は連絡をしないようにしているそうです。
おわりに
いかがでしたか?
さくらこは一部だけを切り取った報道から、自分の考えをもつことを避けたいので、全体を知りたいと思い、4月28日放送のラジオ「ヤングタウン土曜日」を改めて聴きました。
そして、さくらこと同じ考えの方がいるかもと思い、ラジオの中で山口達也さんやTOKIOについて明石家さんまさんが語らえている部分を書き残させていただきました。